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2010年10月28日(木) 
▽公立校:教員の希望降任223人 過去最多、「主幹」で急増--09年度
(毎日10/28)
http://mainichi.jp/life/today/news/20101028ddm00110…0000c.html
<<降任理由のトップは精神疾患などの健康上の問題が107人、
次いで職務上の問題が59人。(..)
適切な授業や学級運営ができず「指導が不適切」と判断された
教員は260人。04年度の566人をピークに▽05年度506人▽06年
度450人▽07年度371人▽08年度306人--と減少し続ける一方、
不適切な教員は在職年数20年以上のベテラン教員が全体の60%
を占め、性別は男性教員が全体の76%に上った。>>

……「希望降任」という制度があることを初めて知りました。
役職とはただ単に「お給料や地位が高くなる」だけではなく、
発達(人の成長)のプロセスに合わせて、
社会へ貢献していくことも意味します。
心理学的には「退行」あるいは「発達過程の混乱」
と言えるかもしれません。

なぜ、発達過程で混乱が起きるのかといえば、
それは「干渉」されるからです。
しかも、その干渉から守ってくれる人がいない。
すると、人は干渉から自分を保護する都合のよいやり方を
自然に自力で発見します。
わたしたちの無意識はそれをなんなく見つけ出し、
実行に移していく天才なのです。
その結果のひとつが、精神(心理)障害です。

そして「不適切な教員」とは過剰適応心性といえそうです。
これは、日本人に多いメンタル不調要因。(例:適応障害)
それが、在職20年≒40代以上の男性に多い、というのも
うつ病/うつ状態に陥って自殺に至るケースと同じで心配です。
▽参考:政府の「お父さん、眠れてますか?」キャンペーン
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/suimin/index.html

発達過程の混乱を修正していくにはリプロセス(やり直し)が
必要になります。
人は何かを獲得していく過程では、必ず遊びが必要です。
赤ちゃんが発する「みゃうみゃう」「わ~う」(喃語/なんご)には
何かを伝えていたり、意味があるわけではありません。
声を出すことをおもしがって、遊んでいるのです。
こうして、くりかえし意味のない言葉を話す過程で
赤ちゃんは声帯の使い方やしゃべり方を身につけていきます。

先生たちには、残念ながらこんな遊んで学ぶ時間が
十分に保証されていないのではないでしょうか?
教えることを楽しめたり、面白いと思えていた期間が
十分になかったのかもしれません。

もし、そうならば、今から十分に楽しみ、喜び、おもしろがれる
遊びの時間をたっぷりとることで、
誰かから干渉を受けたとき混乱しにくくなったり
干渉に影響されにくくなったりします。

先生、しっかり遊んでいますか?
みなさん、たっぷり面白がっていますか?
お父さん、ぐっすり眠れていますか?

閲覧数3,018 カテゴリニュース コメント1 投稿日時2010/10/28 15:38
公開範囲外部公開
コメント(1)
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  • 2010/10/29 12:56
    otaharaさん、いらっしゃいませ。

    学校上層部が休めない、休まない……。
    幹部候補になる人が少なかったり、
    なりたがらない人が多い弊害がすでに出ているのでしょうか。
    責任ある立場の方だからこそ、健康であること、
    そのために休むことも大切な仕事だと思います。
    しっかり休んでいただきたいですね。
    次項有
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