ロケットニュース24で興味深い記事を見つけました。 「なぜ勝者は勝ち続け、敗者は負け続けるのか?」 http://rocketnews24.com/?p=72192 ここに
【命運を分ける、勝者と敗者の違い】リスト
が載っています。 こういうの、研究している人っているんですね。 わたしは「勝ち負け」や「吉凶」、「善悪」で論じるのは好みませんが、 内容をよくみてみると、心理療法に通じるものも結構あります。
たとえば、
・敗者は1発で大きな成果を得ようとするが、勝者は小さな勝利を積み重ねる。 ・敗者は過去に生き、勝者は過去から学んだ人生に生きる。
これは、ブリーフセラピーやSFA(解決志向アプローチ)の教科書でもいわれていることです。 # 小さな成功をコツコツと積み重ねていくこと # 過去を見つめるより、問題解決の道をさがし、めざすこと
それから、これ。
・敗者は自らを専門家だと思いたがるが、勝者は自らの無知を知る。
ああ、これは実に耳がイタイ! カウンセラーにも十分にあてはまります。 (告白すると、わたしも、こういうミスを犯しがちです。汗) 「傾聴」において、「アドバイスするんだ!」って態度では、相手のお話は聞けません。 自分に都合良く「聞きたいことを聞いている」だけです。 そうではなくて、「相手の話したいことは何か?」に耳を傾けるのが傾聴です。 「この人のことを何にも知らない、だから教えていただく」という姿勢が大切になります。
・敗者は恐れから逃げる。勝者は恐れと向き合う。
「恐れ」を「変化」に置き換えても、同じことがいえそう。 心理療法では、問題の消失・再発の防止のために 自己の変容を、あの手この手でうながし、お伴します。 「どう変わっていくか」が、 クライエントの方、カウンセラー双方のテーマです。 だから、逃げなくても済むように、双方とも変化に安心して向き合える 場と信頼関係がとても大切になります。
変化をスムーズに受け入れて、 伸びやかに変化していくことができれば、 次の要素も自然にその人は手に入れることができるでしょう。
・敗者は未知数を危険とみなし、勝者は慣れを危険とみなす。
一つでもできそうなちっちゃな「命運を分ける」ポイントは何だろう? ふだんできそうなこと、ありましたか? わたしも見つけてやってみようかな、と思います。
ちなみに、わたしは昨日、誕生日だったので、 さっそく「老い」という未知に対して、うんざりしないで どうやったら楽しく遊べるか、考えてみるとします……
そうですね~、ダーリンとおそろいのカワイイ老眼鏡をさがす!とか♪ よ~し、とりあえずそこから Let's go! (バースデープレゼントにCKBのCD&DVDもらったので、その影響かも?) |