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2010年05月08日(土) 

知的障害者を教育する養護学校では、

 

指導要録に、「 自立活動 」 の記載欄がある。

 

  指導要録(参考様式)(小学校,中学校,高等学校,特別支援学校):文部科学省

  http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/…286265.htm

 

しかし、驚くことに、

 

この 指導要録の 「 自立活動 」 の欄に、

 

  「 自分で歯みがきができるようになった。」

  「 トイレの失敗がなくなった。」

  「 給食で、嫌いなものも食べられるようになった。」

 

などと書かれていることがほとんどの養護学校がある。

 

こんなののは、 「 自立活動 」 ではなくて、

「 日常生活の指導 」 だ。

 

教員が、いかに 「 教育指導要領 」 を読んでいないかがわかる。

 

また、個別教育計画に、毎年、毎年、

「 パニックを起こしたり、怒って人を叩いたりしないで、落ち着いて過ごせるように 」 などと

いう目標が書かれること自体、どうかしている。

 

養護学校で何年も教えたなら、パニックや他害などは改善していかないと

養護学校の存在する意味がないではないか。

 

『 小学校・中学校の特殊学級における自立活動の指導に関する調査研究 』
                                 平成19 年1 月
                                 岡山県教育センター
http://www.edu-ctr.pref.okayama.jp/gakkoushien/toku…df#page=16

 

の16ページ を見ても、

 

「 自立活動 」 と 「 日常生活の指導 」 の区別ができているようにはとても思えない。

 

これが、教員の現実だ。

 

 

 


閲覧数2,043 カテゴリ障がいと教育 投稿日時2010/05/08 02:14
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Rimbaudさん
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