「はやぶさ」帰還 プラネタリウム上映で人気 http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/1006…009-n1.htm
昨日、相模原市立博物館のプラネタリウム( http://www.remus.dti.ne.jp/~sagami/ )で 全天周映像「HAYABUSA - BACK TO THE EARTH -」( http://hayabusa-movie.jp/ ) を観てまいりました。いろいろ書くとネタバレになってしまうけど、
「わたしたち一人ひとりが宇宙の子どもであるという人類の絆」
そして
「人類の可能性を支えている日本の宇宙技術のすばらしさ」
文句なしに感動、ストレートに涙が流れました。 観る前、わたしが「うー、きっと泣いちゃうよぅ」と言ったら 「はぁ? なんで?」と小バカにしてた夫ですが、 わたしより早く「うっうっうっ」と肩をふるわせ始めましたよ。
本当に、多くの人に観ていただきたい作品です。
さて、この博物館の近くに宇宙航空研究開発機構(JAXA)の相模原キャンパスがあります。 「はやぶさ」の模型や「はやぶさ」はじめ多くの衛星を宇宙へ運んだロケットの実機模型があるほか 宇宙ファン垂涎の展示スペースも、それがなんと無料で年中無休。 http://www.isas.jaxa.jp/j/inspection/index.shtml
上映するプラネタリウムも大盛況でしたが、 「はやぶさ」はじめ「あかつき」や「イカロス」について博士のように解説するパパ・ママと 尊敬と好奇心で目をキラキラさせた子どもたちの親子連れでこちらも賑わっていました。 プラネタリウムでの「HAYABUSA」観賞と併せての見学が超オススメです。 というわけで、わたしたち夫婦は集合的無意識とか、 ユング的にロマンティックな思いをたっぷり浸る日曜日を堪能したのですが……
ひとつ、非常に残念なことがありました。
「はやぶさはミネルバ投下やサンプル採取に失敗しているうえ、 その原因はいずれもプログラミングのミスというお粗末なものです。 こんな意義の少ないプロジェクトに150億円も投資し、 能力のないJAXA職員に高給を払い続ける意味は本当にあるのでしょうか? 具体的にお答えください」 「宇宙の果てにまで国民の税金を垂れ流ししている」 「衛星関連の事業を不要不急」 と発言した蓮舫行政刷新担当相らによる事業仕分けによって 17億円から3000万円に開発予算を削られ、はやぶさ後継機の製造に着手できずにいます。 http://osaka.yomiuri.co.jp/science/news/20100614-OY…T00291.htm [関連記事] http://scienceportal.jp/news/review/0911/0911101.html http://scienceportal.jp/news/daily/0911/0911181.html http://scienceportal.jp/news/daily/1006/1006151.html http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1004/27/news011.html
この影響かどうかわかりませんが、JAXA相模原キャンパスは立派な展示にかかわらず 敷地内が雑草が伸び、庭木も「手入れされた」とは言い難い惨状でした。
一度、絶望視されたはやぶさ計画ですが、奇跡の帰還で民主党はてのひらをコロっと返しました。 http://newsweekjapan.jp/takeda/2010/06/post-18.php
けれど、まったくアテにはできません。 JAXAの予算の足しになるとはとても思えませんが、近く淵野辺に仕事で行くので、 その機会にJAXA生協で販売している、 「はやぶさクリアファイル」と「はやぶさ日本手ぬぐい」 「あかつきTシャツ」などのJAXAグッズを買い漁ってくるつもりです。 |