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2011年02月12日(土) 

(1) 歴代の担任が無能な場合、

 

  小学1年、保護者が字の読み書きも、足し算も必死で教えた。四苦八苦して覚えた。

  しかし、担任は、 「 こういう子どもはよくいるから、大丈夫 」 と言った。

 

  小学2年、九九があやしい。 足し算とかけ算の使い分けができない。

  しかし、担任は、 「 友達ともうまくやっているし、いいところがあるから、大丈夫だ」 と言った。

 

  小学3年、国語も算数もさっぱりわからなくなった。

  しかし、担任は、 「 様子を見るように 」 と言うだけだった。

 

  そして、・・・・・

 

  小学5年、学校に呼ばれ、 「 特別支援級でないと無理だ。 」 と言われた。

 

  このような経緯から、学校 ( 歴代の担任 ) への不信感を抱いたまま、

  専門医に診てもらった。

  WISC-Ⅲでは、VIQ=74、PIQ=88、FIQ=81で、言語性LDだった。

  この結果からは、小学1年時に、対策を取り始めていれば、

  学習不振となることなく過ごせたであろうと推測される。

 

    ★参照:

      004。 少年院:最も効果があるのは、学力をつけさせること

      http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=55762

 

 

(2) 保護者が、世間体などを気にして・・・・

 

  小学2年、九九があやしい。 足し算とかけ算の使い分けができない。

  担任が、「 通級などで個別に教えれば、算数もなんとかなるかもしれません。」 と言う。

  しかし、保護者は、頑として聞く耳をもたない。

 

  小学3年、国語も算数もさっぱりわからなくなった。

  しかし、保護者は、頑として特別支援級の勧めを受け入れない。

 

  小学5年、国語、算数、社会、理科、どの授業もさっぱりわからなくなった。

  やっと、保護者も、通級することや、発達検査を受けることを承諾した。

  

  WISC-Ⅲでは、VIQ=74、PIQ=88、FIQ=81で、言語性LDだった。

  この結果からは、小学2年時からでも、対策を取り始めていれば、

  ここまで学習不振となることなく過ごせたであろうと推測される。

 

    ★参照:

      004。 少年院:最も効果があるのは、学力をつけさせること

      http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=55762

 

 

★ この (2) のように、しないためには、次のようなことをする。

 

  (10年前に、すでに、このようなことは言われていたのに、

   やらないから、(2)のような不幸な子どもが後を絶たない。)

 

  (A) 小1から、通級、支援級、医療につないで、

    あの子が、こんなにも良くなったの?

 

    と、保護者が見てもよくわかる

    うまくいった事例を、まず、学校で1つ作ることである。

 

   (あの子があんなに良くなるなら、うちの子も・・・入れてみようかな。)

 

 

  (B) 通常級の子どもがうらやむような特別支援級にすることだ。

 

   (全国の小学校の子ども達と、なにやらお手紙交流をしていて、

    面白そうだな・・・)

 

 

  (C) 通常級の子ども達に、 「 特別支援級の子ども達はすごい! 」 と思わせることだ。

 

   (小1の子どもは、1学期は、まだ掃除も満足にできない。

    特別支援級で掃除を鍛えて、その小1に行って掃除をして見せれば、

    「 すごい! 」 と思われるに違いない。)

 

 


閲覧数2,096 カテゴリ障がいと教育 投稿日時2011/02/12 01:29
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