40歳台より上の男性は、放射線量には鈍感?なのだろうか。
と思うことがある。
他の人に聞いても、わたしと同じように感じている人がいる。
職場でも、次の記事で書いたようなことを、 時々、口にする、わたしに対し、
444. 大気中の放射線量 (神奈川県) http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=36594
459. 乳児には、水道水を控えるように 東京都 (3月23日) http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=36666
50歳に手の届く男性の同僚は、
「 Rimbaudさんは、職員室で話していることを、聞いていても、 放射能に対して、少し神経質だね。 」
「 僕らは、子どもの頃、世界のあちこちで、原水爆実験が行われていて、 『 雨に濡れると、頭がハゲる。』 などという噂の中で育った。 しかし、頭がハゲることもなかったので、放射能のことは、あまり気にならない。」
「 でも、40歳台半ばの女性の親族には、Rimbaud さんみたいに、 水道水や、放射能が検出された農作物に、すごく敏感で、 年代の差を感じる。」
と言っていた。
実は、わたしにしても、最初は、「 放射能 」 のことは、200km以上離れている 神奈川では、特に 「 放射能 」 の影響はないと思っていた。
なにせ、TVを見ないし、新聞も読まないわたしは、
インターネットで、ウェッブページを見たり、電子メールを読んだりということは よくしているが、
インターネットのニュースもほとんど読まない。
ところが、実際に、神奈川県の大気中の放射線量を 次のウェッブページなどで、見始めると、
今回の 「 福島原発震災 」 の後では、 それまでの5倍近くの 放射線量が計測され続けているわけだ。
県内モニタリングポストにおいて測定された 時間別の放射線量測定値について (平成23年3月25日1時から26日13時まで) 神奈川県防災・災害情報 http://www.pref.kanagawa.jp/sys/bousai/portal/6,415…24,21.html
その5倍近くの放射線量の中で、10日間、1ヶ月間と住み続けると・・・ と計算すると、だんだんと不安になってきたというわけだ。
これは、 「 チェルノブイリ 」 の恐怖が脳裏に浮かぶからだ。 子どもに、体内に取り込んでしまった放射性ヨウ素131による甲状腺癌が増加した 事実を覚えているからだ。
神奈川県内のある公立学校では、 「 中学生の各学年に2,3人は、放射能を恐れて、関西のような西に疎開している。 」 ということを耳にする。
つまり、30歳台から40歳台の保護者の中には、このような反応をする人もいる。
神奈川県内のある公立学校では、 保護者が、大気中の放射線量に不安を訴えているからと、 校長の判断で、
「 屋外での球技大会を中止にする。」 ということもあったと聞く。
つまり、50歳台の男性の校長でも、このような判断をする人もいる。
40歳台より上の男性は、放射線量には鈍感?なのだろうか。
神奈川県内の大気中、水道水中の放射線量を、日々、気にしている人と 気にしていない人とで、差が出ていると、わたしは、考える。
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