10/10まで恒例の福島に行っていました。
10/1からリニューアルオープンしたスパリゾート・ハワイアンズなど (ちなみに来年1月の本オープンまで 大人は入場料半額で1500円、小学生以下の子どもは無料です) 父を連れていわきへ遊びに行きました。
Facebookやツイッターで何回か投稿していますが いわき市立美術館で10/23(日)まで開催されている企画展 「いま。つくりたいもの、伝えたいこと。」に 非常に感銘をうけました。 いわきで被災したアーティストが震災から半年の間に手がけた作品が 出展されています。 しずか、あらあらしい、きびしい、くらい、あかるい、 まばゆい、ふかい、つめたい、あざやか、こまやか、 あつい、さむい、あたたかい、とげとげしい……など 「あの日」を現わすさまざまな表現に 目を奪われ、心をゆすぶられます。
それと、お一人お一人の作家による 「あの日」と作品、ご自分のことが書かれたキャプションの言葉にも 胸を打たれました。
展覧会のプログラムより出典されている作家のお一人で、 わたしがとくにしびれた どんな方かはこちらで↓ http://www.hibinoshinbun.com/files/68/mineoka.html http://www.hibinoshinbun.com/files/127/art127.html
お盆の夜、黄金色の光る満月をみた。いつもとは違う感情が私から離れない。 震災後、ひとの情を日々感じて生きてきた。TVの特集をみながらまだ泣いている自分がいる。根の深いところの疲労がなかなか消えずにいる。 結局、お城山の自宅が全壊になり、好間(よしま)川の近くに建てていたアトリエに避難した。6ヶ月過ぎたのにまだ荷物の整理が終わっていない。 人生にはいろんなことが本当に起きるものだ。これから日本は、いわきはどこに行くのだろうか?我々日本人は、もう1度深海魚のように深く哲学しなければと思う。心の復興があるならば、文化への強いパワーが必要だ。 今回の作品は、海へ流された生きとし生けるものへの私のレクイエムである。 |