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2012年09月21日(金) 

ネコ好きにとっては聞き捨てならない
ビッグニュースが飛び込んできました。


イギリス首相官邸ネズミ捕獲長(Chief Mouser to the Cabinet Office)
ラリー氏(ネコ・♂5歳)が更迭されたそうです。
http://japanese.ruvr.ru/2012_09_18/eikoku-shushou-n…-koutetsu/
記事の写真のネコはラリー氏ではありません。

ラリー氏はこちら↓

 

威厳あるラリー氏の姿(2011年)


ダウニング街でネズミ捕り役として「働くネコ」
16世紀ヘンリー8世時代から続く歴史ある存在です。
1924年からは「首相官邸ネズミ捕獲長」として

正式に雇用されるようになりました。
ことにサッチャー女史が抜擢したハンフリー氏
ブレア首相の就任まで緊縮財政下で低コストなネズミ駆除要員として働き、
(首相官邸ネズミ捕獲長は公務員で年収100ポンド、約1万3000円足らず)
かつ政治家やジャーナリスト、王族からも愛された国民的アイドルでした。
2006年に死去したときは、新聞に訃報記事が掲載されたほど。

そのハンフリー氏の後任として
「旺盛な狩猟意欲」「社交性」などを買われて
2011年2月に就任したのがラリー氏だったのです。


パトロールにゃう

今年6月、ラリー氏に異変が!

 

「暗殺者の本能を失った」
「狙撃率低下が著しく、昼寝ばかり」


と、報じられ、ついにはロイターの記事のとおり
ネズミがそばを走る書斎机で安眠している姿に
キャメロン首相が起こしても、
「片目をあけるだけで、大きくあくび」という怠惰ップリ。

首相もついキレてクビ!となったというのです。

完全に同僚に身をゆだね、ダレるラリー氏(2012年6月)

しかし、イギリスにも「罪を憎んでネコは憎まず」の思想があるのでしょうか


「暗殺者としてのラリー氏がまったりしてしまったのは
  雇い主であるキャメロン首相に似たのではないか?」

 

と言われています。

なんでも、キャメロン氏は
週末ともなれば、カラオケやテニスゲームでうちに引きこもり
ランチはどっかりソファに埋まってワイングラス傾けながら
ほっこりくつろぐのが大好き。
スポーツ好き(健康的)でもなければ、私生活では活動的でもないようで、
そんな雇い主を見習って
ラリー氏が「ほっこりライフ」を身に着けてしまう
のも
当然だと、国民は見ていているとか。

「飼い主に似る」というのは定説ですから。


もしも、あなたと長時間いっしょに過ごす相手(部下や家族、友人)が

あなたにとって何かとても気にさわる行動をしているとき
実はそんな行動が、あなた自身の映し鏡になっているかもしれません。
「人の振り見て我が振り直せ」と言いますが、
自分の行動を再度確かめて
「ムカッ!」「イラッ!」の回数が減ることもありそうです。

ね、キャメロンさん!


クビにすることなかったのに!

すっかり攻撃性がなくなって

こんな主人になついてくれるカワイイ子が路頭に迷わないか心配。


閲覧数2,193 カテゴリニュース コメント0 投稿日時2012/09/21 20:43
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