妻は、シャンプーのCMでおなじみの英国美女 キャサリン・ゼタ=ジョーンズ。 夫のマイケル・ダグラスのガン闘病生活中に ストレスに晒されたことが原因で発症、入院していたことを 4月上旬、スポークスマンを通じて明らかにし、 すでに報じられていました。 http://www.cyzowoman.com/2011/04/post_3446.html
その後、キャサリン本人も、雑誌のインタビューで
「この病気は何百万人もの人がかかっている病気で、 わたしもその一人。わたしが告白したことで、 双極性II型障害を患っている人が一人でも治療を求めてくれたら、 それだけで大きな価値があるわ。 だまって苦しむ必要はないし、助けを求めることを恥じてはダメ」
と語っています。 http://www.cinematoday.jp/page/N0031843
これに対して、夫のマイケルが全面的に理解し、 その姿勢をたたえたのです。
「勇気がなければ自分から入院するなんてできない。 自分の状況を前向きな姿勢で変えようとするキャサリンを誇りに思う。 僕たち家族は、これからは上昇するだけだよ」 http://news.walkerplus.com/2011/0424/2/
なんてステキな夫婦なんだろう、と思いました。 ストレスを克服できないのはやる気がないからとか 病気になって面倒だとか、恥ずかしいとか、 そういう感情があると、ちゃんとしたサポートもままならないし 最悪、悪化させることもあります。
ちなみに、ここでいう「前向きな姿勢」とは、 よくいわれる「ポジティブ・シンキング」とは違います。 変化を受け入れていくことはたいへんな勇気を伴います。 たとえ、それがよい変化であってもです。 その「勇気」のことだと思うのです。
誰でも、弱ります。痛みます。病みます。 そんな等身大の相手のことをちゃんと見つめて、認めているからこそ サポートしあえたのだと思います。 病気になったとき、家族の理解とサポートはものすごい力です。
なお、マイケル・ダグラスはガン治療後に 家族で1年かけて世界旅行に行きたい、という夢を語っています。 http://japan.techinsight.jp/2010/10/yokote2010100709430.html
「もちろん子供たちも一緒にだよ。 だから学校を1年間休学させようと思っているんだ。 プーケット、ベトナム、ニュージーランドにアフリカ…。 子供ってほら、友達と一緒にいる方が楽しいから 家族旅行なんてイヤだって言う時がいずれ来るんだよね。」
こんな理解しあい、お互いを大切にしている 彼らのことだから叶えちゃうんじゃないでしょうか。
あなたにとって、わたしにとって、 いま、大切なものは何でしょう。 時間は有限です。 人生も有限です。
このニュースで いま、できること いま、やりたいことを 一生懸命、まじめに真剣にやろう、とあらためて思いました。
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