「お習字の先生、コワイ!」ってよく子どもたちは言うんです。冬休みの宿題に出てるとお父さんやお母さんが「うるさい!」とか。「書遊」は上手に書くことが目的ではありません。ぶっちゃけ、お行儀なんかどうでもいいんです。筆に墨をたっぷりつけて大きな文字を書くその気持ちよさをたっぷり味わってもらうこと。そのために、ちょっとカッコよく見えるコツはお習字の先生が教えてくれます。あとはひたすら書くべし、書くべし。「集中力がない」「落ち着きがない」と、ふだん言われている子も「筆を持つのなんてン十年ぶり!」というママもただ新聞紙にひたすらヨコヨコ、タテタテ、ハライハライ、ハネハネ……で、たっぷり1時間。どうです?よい字が書けているでしょう?見本もありません。今日、何を書くか?それは、親子で決めてもらいます。じゅうぶんに練習できました。さあ、本番です!親子で1枚の半紙に合作を書きましょう。さあ、ここから
作品を仕上げていきますよ。いまの季節の葉っぱやお花、和紙、千代紙などで飾りましょう。ママもおっきな女の子。「ここ、こうじゃない?」「こっちのほうがいいと思うよ」と思い思いにイマジネーションの花を咲かせていきます。葉っぱを鯉のぼりに見立ててみたり千代紙で折ったユリの花をくっつけたり……ママと子どもの心は自然にひとつになりますね。そんな工夫がどのペアでも自然に生まれます。「書遊」の目的は、もう一つあります。親子の心のつながりをかたちにすることほら!見事な大作ができあがりましたよ。
あなたにもできます。落ち着きのない子、やんちゃな子、はにかみ屋サン、お習字がヘタなママだって、大丈夫。筆に墨をたっぷりつけて大きな文字を書く気持ちよさと心のつながりをひとつのかたちにする楽しさあなたも体験してみませんか?次回は、6/11(土)14:00~16:00です。