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2012年02月27日(月) 
今朝、我が家ではダーリンが久しぶりに
最大級の「死にたくなるカンジ」に襲われました。

うつの症状がひどく出ると、
午前中調子が上がらないどころか起き上がれません。

それで今朝も「どんなふうに感じてるのか?」尋ねました。
そのときどきでいろいろですが、
彼の場合は共通して「脳の中が黒い雲に覆われている」そうです。
加えて、今朝は
「孫悟空みたいに、輪っかをハメられたカンジ」
「死にたい。いや、物理的に死んじゃいたいわけじゃない」
「いっそ、痛みだったらもっとわかりやすいのに……」
「脳が苦い」
と訴えます。

この病気について、わたしたちはいろいろ話し愛を重ねてきました。
なので、かなり客観的になりました。

「わからないよね」
「うん、わたしもわかったほうがいい?」
「いやいや、わかっちゃダメだ
こんな思いをする必要なんてないもの。
知らないほうがいいよ。
でも、こういうところ見て
『怠けてる』とか『わがまま』とかって思うんでしょ?」
「そうは思わないけど……」
「もうね、引きこもりたいの。
わかる? いや、わかんなくていいんだけど……」

客観的になったらなったで、こんなジレンマが生まれます。

どうして、こうなったのかというと
それは心当たりがあります。
今週末はイベントが重なって、とても楽しい思いをしたのですが
どうも、十分に脳が休養することができなかったみたいだね、
というのが、わたしたち二人の共通の意見。
症状は体感できませんが、話からだけでも
出来事は体感できます。

気分障害というくらいで、
テンションの急激な変化に適応するのが
ムズカシイみたいなんです。
フツーの人はフツーに興奮と鎮静をコントロールしてますが
それに、苦労するし、脳は体力を使ってるみたいにみえます。
「そういう場に行ったら、行ったでハシャいじゃうし……」
と彼自身、とても自覚的。
なんか、脳が過酷な肉体労働をして、
筋肉疲労が残ってるみたいだ、と思いました。

こんな症状が出ているとき、何かすることはほとんどできません。
対策はお薬ですが、
お薬は飲んだからってすぐ効いてくるものでもありません。

だから予防しかないと思います。
どんなことをしたら、その症状が強く出てくるのか
情報があれば手が打てます。

たとえば、週末2連チャンしたら月曜が辛いなら
1日は静かにしているとか、
2つとも出る必要があるなら早めに帰るとか、
睡眠時間を確保するとか。

筋肉痛が起こらないようにするには
準備運動と整理運動とか、普段からストレッチとかあります。

この人にとって何をすることが
運動前後の準備運動や整理運動になって、
普段の生活で、何をすることが
ストレッチになるのか、
まだまだ、試せそうなことはいろいろあるようです。

たとえば、お風呂でゆっくり湯船につかることで
「リラックスできてるなー」という体感をつかんでもらう、
趣味の楽器にさわる時間をつくって
テンションの上げ下げを体感してもらう、とか。

お医者さんに今日の体験を話してもらって
お薬で調整することももちろんあるでしょう。

筋肉痛もですけど、すぐに治りません。
でも、治すコツを本人が知っていく
家族が知っていくことで、
症状のコントロールはできそうです。

毎日勉強ですけどね。
楽になる、楽しむ勉強ですから、続けていけそうです。

閲覧数6,918 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2012/02/27 18:27
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