419. 小5で支援級では手遅れ http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=35910
を書いていて、思ったことは、 「 教師が甘かったせいで、子どもの未来を台無しにしてしまう 」 ということだ。 あの 夜回り先生ですら、若い時の自分の甘さを責めている。
薬物中毒に関する知識や考え方が甘かったせいで、 生徒を救えなかった、自分が殺したと同じなのだ。 シンナー中毒の生徒を救うために、自分の家に 3ヶ月とか泊めて一緒に生活する。
でも、家に帰すとまたシンナーを吸ってしまう。
で、ある時その生徒がやってきた。
「 水谷先生、俺、本当にシンナーやめたい。 でも、水谷先生の所ではやめられないから、雑誌で調べた。 神奈川県にせりがや病院という専門の病院があるみたいだから、 そこに連れてってください。 」 と言ってきた。
しかし、まだ若かった自分はこれにムカッときた。 「 水谷先生のとこではやめられない 」 という言葉に、腹がたった。
「 こんなに一生懸命お前のために頑張っているのに 」 という思いがあった。 それで、頭に来た自分は、その生徒に次のように言ってしまった。
「今忙しいから、すぐにはいけない。 病院には、来週の月曜日に連れて言ってやる。」 と。
生徒は、自分にもっと話を聞いてほしいと言った。 しかし、その日の自分は、冷たく次のように言う。
「 今日はこの後、警察とパトロールがあるから駄目だ。
それで、早く帰れと促す。
生徒は、帰りながら自分の方を振り向いて、
この6時間後、生徒は国道沿いでシンナーを吸い、
ラスト1回・・・。やめる前の1回。これがあることは、
自分は責任を感じ、自分の進退について考えた。
そこのお医者さんに話しをすると2時間も聞いてくれた。
「 その生徒は、先生が殺したんです。シンナー中毒は病気なのです。 先生方は勘違いされている。病気を愛や情熱で治せるのですか。 病気の治療は専門家に任せなければいけないのです。 愛で治せると思うのは思い上がりです。」
そのあと、自分は薬物に対して猛勉強した。
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