写真はゲキサカ2015年7月1日より http://goo.gl/zLhUP4
8月4日から始まるリオ五輪男子サッカーへの 切符をつかんだ手倉森ジャパン。 U23アジア選手権はプレッシャーも並々ならぬものだったはず。
*1…中田・小野・中村俊輔・稲本選手らの世代が突出していただけで、 リオ世代が「谷間」なわけじゃないと一サッカーファンのわたしは思います。
しかし結果は、ここまで全勝! ベガルタ仙台をJ1に昇格、優勝争いに加わるまでに躍進させた 手倉森監督の手腕は、ダジャレとともにキレッキレ。 サッカー好きの間では名将として知られた存在でした。 アジア選手権決勝、リオ五輪での戦いいかんでは、 きっと「理想の上司」ランキングにも登場するはず。
昨夜の、手倉森監督のインタビューから マネジメント能力の高さがうかがえる言葉をご紹介します。
☑ 先発メンバー選考、選手起用の注意点
戦いを迷わせないことと、 独りよがりにさせないこと」 誰が出ても、チームのための仕事、 自分が描いている戦略に対して、 しっかり身を寄せてやれるかを意識付けした」 http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20160…95643.html
☑ 選手とのコミュニケーション
この大会が初めてでした。トーナメントに進んでからは ミーティングルームをいつも開けて待っていた」 (矢島)慎也と(原川)力は、このチームのシステムを 自由自在に変えられる能力がある。 『困った時にいてくれるから、安心している』と話しました」 http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20160…95643.html
※矢島選手(ファルディージャ岡山)はグループステージのタイ戦で大会初出場初ゴール、 原川選手(川崎フロンターレ)はイラク戦で目の覚める決勝ゴール。
☑ 信じる力
僕自身も彼らの可能性を信じてやってきました(..) そういう気持ちが実を結んだ、神様からのプレゼントだと思います」
手倉森ジャパンは国際大会での実績で劣ると イラクメディアに挑発されて 悔しさは(チームを)より高めてくれると信じている」
☑ リベンジ
「ここ数年、日本サッカーはアジアで勝てないと言われる中で 僕らが『日本はアジアのトップなんだ』ということを示したい(..) この年代はリベンジのために大会をしているような感じでした。 日本サッカー界を思えば、ドーハの悲劇があったカタールで、 アディショナルタイムに決勝ゴールを決めるあたりは、 よい勝ち方だったと思います。あとひとつ、優勝します」
「『重圧』という言葉で言うとものすごいものに思えると思いますが、 いつも思っていたのは 『リオに行きたい』『五輪に行きたい』 『日本サッカーの連続出場を途切れさせたくない』という思い。 その先には、 行きたい行ける行ける行ける 、と(笑)。 みんなの前では常にポジティブに、 自分が(監督を)やっているんだから行けるんだという態度でいました。
ただ、1人になったときには負けたときの怖さとか、 オリンピックに出られなかったことをじっくり考えたりもしてね。 それは 嫌だ嫌だ嫌だ 、ですね(笑)。 それで、いつものポジティブにまた切り替える。
自分の言葉は『誠』だなっと言っているくらいでして(笑)。 http://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201601270002-spnavi
※手倉森監督のお名前は「誠」さん。 ちなみに、双子の兄で、弟の浩さんもサッカー指導者。 日本代表U20で活躍した手倉森兄弟は「キャプテン翼」に登場する双子のサッカー選手、 立花兄弟のモデルともいわれています。
決勝は30日(土)23:45キックオフの韓国戦
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