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2010年01月16日(土) 

「一つの指導で、いくつものことをねらう」

 

例として、 次の記事を書いた。

 

 214. フィンガーカラーリング (微細運動障害 の リハビリ)

 http://sns.yokohama150.jp/blog/blog.php?key=23087

 > この 「フィンガーカラーリング」 という、たった一つの指導で、

 > 実は、いくつものことがねらってある。

 > (1) 不器用な指先 (微細運動障害) のリハビリ

             ・ 

             ・

             ・ 

 > (8) 通常級の子ども達も、

 >   「何も、出来ないと思っていたけど、この子はすごいな!」 と思うことだろう。

 

 

養護学校 (知的) の場合、

誰が指導しても下手な教師が指導しても、上手い教師が指導しても) 

同じように、

 

「一つの指導で、いくつものことをねらえる」 のは、

 

 174. 教育課程を考える (連続30分のお手伝い)

 http://sns.yokohama150.jp/blog/blog.php?key=22392

 

にも、書いたように、

 

「毎日、連続30分のお手伝い」 ぐらいしか、思いつかない。

 

少なくとも、次の5つのことがねらえると思っている。 

 

(1) 自己統制の力 (我慢したり、自分をコントロールする力) がつく。

 

 (ちょっとしたことでは、怒ったり、ひっかいたり、泣き出したりしなくなる。)

 

 

(2) 頭を使って考えるようになる。

 

  075. 自閉症児の 「機転」

  http://sns.yokohama150.jp/blog/blog.php?key=20090

  参照

 

 

(3) 指示で動けることが増える。

 

 (「大きい皿、下さい」 「コップ3つ、下さい」 などの指示が正しく実行できる。)

 (「もう1つ」 「もう少し」 (皿に載せる) などの指示が正しく実行できる。)

 (歩いている列からはずれた時に、指さしと、言葉がけで、列に戻ることなどができる。)

 

 

(4) 努力を要することを達成する満足感が得られる。

 

 (できて当たり前のことをさせてもダメ。)

 (一生懸命、真剣に、お手伝いや、中学部、高等部の作業をしている時の子どもは
  誇らしげで、かっこいい、凛々しい、頼もしい。)

 

 

(5) 自己肯定感がもてる。

 

 (人から感謝される、認められる。(家族や社会の一員として) )

 


閲覧数2,092 カテゴリ障がいと教育 投稿日時2010/01/16 10:55
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