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2010年02月13日(土) 

保護者との勉強に、保護者面談を使わない手はないと思っている。

 

研修会に参加してくる保護者は限られているが、

保護者面談は、全員の保護者が必ず出席するからだ。

 

わたしは、 「 個別教育計画 」 そのものが、保護者との勉強だと思っている。

だから、次のように書いて、面談で話している。 

 

 「個別教育計画」 を通して、

  (1) 子どもの障がいについて

 

    苦手な音がすると体をこわばらせて動かなくなってしまう。(聴覚過敏、自己統制の弱さ)

    ちょっとしたことで、すぐ怒って相手をひっかく。(自己統制の弱さ)

 

  (2) 問題を解決するための考え方

 

    苦手な音に少しずつ耐えられるようになる。(自己統制を強める。)

    すぐ怒らなくなる。(自己統制を強める。) 

 

  (3) 問題を解決するための具体的な方法

 

    毎日、連続30分間のお手伝いで、自己統制を強める。

 

 

 

さて、今回、もう少しだけ、難しい話を保護者としようと思っている。

 

  030. 教育目標分類学

  http://sns.yokohama150.jp/blog/blog.php?key=17597

 

  の話である。 

 

学校の教師達に話す前に、保護者と話して外堀を埋めようということである。

 

何人もの保護者が、教師達に同じことを言えば、

教師達がその言うことを無視するわけにはいかないだろうという読みである。

 

  

認知領域は 「想起」 レベルで、

 

例えば、 「だらしない格好をしていると、あなたの体をねらっている男につけこまれるよ。」

という趣意説明が理解できなくても、

 

明るい服装を、きちんと着るように毎日、教えていくことで、

子どもが、何も考えなくても、そのような服装をするように、行動させることができる。

      (精神運動領域は、「自動化」 レベル)

 

というように話すわけだ。

 

  (ここから下は、2月14日 7:00 に追記)

 

上の画像は、「認知領域」 「情意領域」 「精神運動領域」 ごとに、目標の中身が

違う例で書いたので、

 

実際に、 「学校の中を歩くことができる。 」 という目標で、

この表を作ってみたのが、次の図だ。

 

 

 

 

 

 


閲覧数2,498 カテゴリ障がいと教育 投稿日時2010/02/13 10:23
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「教育」と「障がい、学校、家庭」について、「原理・原則」が見つけら…
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