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2009年11月26日(木) 

校内授業研究で、ペットボトル、アルミの空き缶を扱いました。

 

授業研究は、その3時間目でした。

 

見ていた教務主任が、

「なぜ、アルミ缶をつぶすのか、子ども達に考えさせないといけない。」

「アルミ缶をつぶすことで、コンパクトに収納できることを。」

 

最初、聞いたときは、
「また、この養護学校の子どもの実態とかけはなれたことを言ってるよ。」

と思ってしまった自分がいたわけですが・・・・

 

クラスの子どもの行動観察から思い出したこと。

 

(1) 雨の日に合羽を着て歩く練習 (修学旅行が雨天の場合にそなえて)
  のために、毎日、合羽をもたせてもらってました。

  その合羽は、ジップロックのビニール袋にいれてあって、
  Aくんは、

 

  合羽をたたんで、ジップロックのビニール袋に入れ、
  ビニール袋を上から手で押して、中の空気を少し抜いて
  ジップロックのロックをしていました。

 

(2)給食を食べ終わった後、
   わたしが、スーパーのレジ袋にわたしのエプロンを入れて、

   Aくんに、いつもわたしがそのレジ袋を置いているロッカーの上に

   置くようにたのんだら、

   スーパーのレジ袋をしばって、空気が入ってふくらんでいるそのレジ袋を
   両手でキューと押して空気をぬいていたんですね。


この2つを思い出したとき、

  Aくんに、作業だけをさせ、 「変化のあるくり返し」 で、

  Aくんは、アルミ缶をつぶして、ジップロックのビニール袋に
  入れようとするのではないかと思ったわけです。

 

  これを4時間目で昨日、授業にかけました。

 

 

◆1 アルミの空き缶を、手で上から押して、つぶさせました。

    (もう、4回目ですが、教師が手本を示してから、させました。)

 

◆2 ジップロックのビニール袋に、

   Tシャツを入れるように指示しました。

 

 

◆3 ジップロックのビニール袋に、

   350mlのアルミの空き缶を3つ入れるように指示しました。

 

  (手でつぶして、入れていました。)

 

◆4 空き缶つぶし機で、アルミの空き缶をつぶさせました。

    (もう、4回目ですが、教師が手本を示してから、させました。)

 

◆5 ジップロックのビニール袋に、

   350mlのアルミの空き缶を6つ入れるように指示しました。

  (手でつぶして入らないで、試行錯誤していました。

  そのうち、缶つぶし機を使って、ペチャンコにし始めました。)

 

 

 

 


閲覧数2,120 カテゴリ障がいと教育 投稿日時2009/11/26 20:25
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