時代が進むと、分業化が進み、 自分だけで、 「 自給自足 」 という 『 ロビンソン・クルーソー 』 のような生活は できなくなった。
自分が誰かのために働き、自分のために誰かが働いている。
例えば、ゴミ収集・リサイクルは、 ゴミ収集場所に、業者がゴミ、資源ゴミを回収に来てくれる。
私たちがすべきことは、 当然、ゴミ収集に携わる人が、 怪我をしないように、仕事がやりやすいように、ルールを守ってゴミを出すことだ。
問題は、ゴミ処理場が近所に出来るとなると、 「 それは嫌だ! 」 という人が少なくないことだ。
これは、「 火葬場 」 「 墓地 」 などでも同様に起こる。
同じように、「 発電所 」 も 「 近所に出来るのは嫌だ。 」 「 原子力発電所 」 は、「 絶対、近所にできてほしくない。 」 と思う人は少なくない。
「 原子力発電所 」 の事故が、今までに世界各国でいくつか起こっているからだ。 ・1979年3月28日 スリーマイル島原子力発電所事故 ・1986年4月26日 チェルノブイリ原子力発電所事故
さて、「 原子力発電 」 問題を考える時に、 自分で調べもせずに、誰かが言ったことをそのまま鵜呑みにするのは とても危険である。
例えば、次の
(A) 原発がどんなものか知ってほしい(全) http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html > そういう配管とかバルブとかを、定検でどうしても取り替え > なくてはならないのですが、この作業に必ず被曝が伴うわけです。
> 原発は一回動かすと、中は放射能、放射線でいっぱいに > なりますから、その中で人間が放射線を浴びながら働いているのです。
> 現場に入る前にその日の作業と時間、時間というのは、 > その日に浴びてよい放射能の量で時間が決まるわけですが、 > その現場が20分間作業ができる所だとすると、 > 20分経つとアラ-ムメーターが鳴るようにしてある。
は、次の (B) によれば、
(B) 原発がどんなものか知ってほしい 第2版 - faireal.net http://www.faireal.net/articles/6/12/#d20903 > 「 原発がどんなものか知ってほしい 」 は知る人ぞ知るネット上の怪文書だ。 > 講演会を主催した科学的知識に乏しい反原発の人が、 > 自分なりの勝手な解釈を加え、平井が誇張した表現にさらに尾ひれをつけた。 > 故人である平井氏が生前語った話を 「 PKO法 『 雑則 』 を広める会 」 > の佐藤某たちがまとめたものだという。
と書かれている。
また、 (B) には、原発の電力会社の社員が書いた
(C) 『 Re:原発がどんなものか知ってほしい 』 ( EiFYE (エイフィー) 原子力発電所FAQ特別編)
という (A) に対するかなり正確な反論が、zipファイルとして保存されている。
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