614. じっと立っていられない? 片足立ち? 両足立ち? http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=43410
で、右足、左足の使い方に違いがありそうだ、と書いた。
そこで、今度は、「 右利き、左利き…、利き手、利き足… 」 について、 考えてみたい。
わたしの利き手は、右手である。 誰でも、自分の利き手はよくわかっている。
ところが、利き足となると・・・途端に自信がなくなる。 右足と左足、どっちが利き足なのだろう?
片足とび ( ケンケン ) は、右足、左足、どちらの足が軸足でもできる。 走幅跳も、右足、左足、どちらの足が軸足でもできる。 ( より高く跳べる、より遠くへ跳べるということでは、右足、左足にかなり差がでるとは思う。 )
ところが、ハードル競争では、 わたしは、右足を軸足にしてハードルを飛び越えている。 ( 左足を軸足にして跳べなくもないと思うが・・・ )
サッカーボールを蹴る時は、 左足を軸足にして、右足でボールを蹴っている。 ( 右足を軸足にして、左足で蹴れなくもないが、コントロールも威力も右足で蹴るのより劣る。 )
小学校1,2年生の頃、 記憶では、側転が、右方向にも、左方向にも、どちらにもできていた。 ところが、そのうちに、左方向の側転しかできなくなってしまった。 ( 右方向は、怖くてできないのである。 )
小学校1,2年生の頃、 ウィンクの練習をした。 両目をつぶってから、片目だけ開こうとするのである。 右目は簡単に開けられるようになった。
ところが、左目はなかなかできなくて、右目も一緒に開いてしまうのである。 そうこうするうちに、左目も開けられるようになったが、 右目のようにしっかりとは開けることができなくて、 半目をやっと開けられる程度である。 ( 今でも )
利き手については、ある年齢になって初めて確立するものと考えられている。 ニホンザルについても、子どもには利き手はないという報告がある。
脳の世界:中部学院大学 三上章允 サルにも利き手はあるか? http://web2.chubu-gu.ac.jp/web_labo/mikami/brain/index.html > 1955年、伊谷は高崎山のサル81頭がコムギを拾うとき > どちらの手を使うかを調べ、 > オトナでは左利き37%、右利き19.8%、両手使い43.2%と報告した。 > 彼は同時に2才以下のコドモの多くは両手を同じように使うと報告している。
人間の利き手の確立については、すでにゲゼルの研究がある。
子どもの利き手① - 秋山こどもクリニック http://www.akcl.jp/article.php/20100825133818257 > 50年も前に、アメリカの著名な発達心理学者であるゲセルが、 > 利き手について詳しい観察を行っています。
> その結果右利きになった子どもでも > 乳児期には主に左手を使ったり、両利きの時期があったりで、 > 何回も 『 利き手の交代ないし移動 』 が認められています。 > そして2歳ころには右利きであることがかなりはっきりしてきますが、 > その後3歳前後にはもう1度両利きの時期を経た後、 > 4歳ころになってやっと利き手が固定してくるというものでした。 > 左利きになった子に関しても同じような経過で利き手がきまっています。
11月3日(火) - マーフィーつれづれ記 「 子どもの利き手はいつきまる? 」 http://blog.goo.ne.jp/murphy_001/e/f5f485617227d1c0…9b3cd0680c
利き手について、興味深い報告がある。
利き手の起源 - サイエンスあれこれ http://blog.livedoor.jp/science_q/archives/1397259.html > 確かに文献によれば、左利きは右利きと比べかなり少なく、 > 成人人口の8-15%ほどで、この割合は古今東西を問わずほぼ一定なのだそうです。
> 人間以外の動物にも利き手、利き足はあるそうですが、 > 右利きか左利きかの割合は、ほぼ半々だそうです。 > となると、動物の場合は、たまたまよく使う方が利き手 ( 利き足 ) に > 決まったと考えるのが妥当のようです。
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