話の長い校長がいる。
養護学校 (知的) では、毎朝、 「職員朝打ち合わせ」 などと言うものがある。 (小学校では、なかったり、週に1,2回か、朝でなく放課後に行うところが多い。)
その 「朝打ち合わせ」 で、校長が、延々と8:45を過ぎても、話していることがある。 (養護学校 (知的) では、小学部、中学部、高等部の (1) 全体打ち合わせの後、 さらに、 (2) 各学部ごとの打ち合わせがあり、さらに (3) 各学年ごとの打ち合わせがあり、さらに、 (4) 各クラスの打ち合わせがあるのである。)
スクールバスは、9:00には来るのである。 その 「朝の全体打ち合わせ」 で、校長が、延々と8:45を過ぎても、話していたら、 その後に、3つも打ち合わせが残っているだから、 スクールバスが来ても、職員室から出られないではないか。
話を3分間以上、長々と話しても、 教員達には、 その話の内容など、何も残ってはいない。 「また、校長の話が長かった。」 ということしか記憶にないのである。
大人である教師にですら、校長の話がわからないのであるから、 話がやたらと長い校長は、子ども相手の授業でも、 きっと、下手だったに違いないと思うのである。
養護学校 (知的) で、子ども相手に、長々と話す教師は、 それだけで、教師失格だと思うことにしている。
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