特に、養護学校 (知的) の小学部は、個別指導がやりたい放題
以下に見るように、授業時間以外は、個別指導ばかりだ。 それも、 「 子どもの個別教育計画 」 を書いて、子ども一人一人の目標を 一番よく分かっている担任による、個別指導の時間ばかりだ。 (これが、逆に、養護学校(知的) の小学部の教師が、 集団指導、つまり、授業が上手くないことにも、つながっている。)
しかし、その個別指導のほとんどは、 「 子どもが自分のために毎日すること 」 だ。 (着替え、トイレ、給食を食べるなど)
これらを指導しても、子どもはあまり、変わらない。 子どもの努力がほとんど必要ないからだ。 (本当は、教師の指導が悪いからだと思うけど・・・)
143. 出来て当たり前のことを毎日してもダメ http://sns.yokohama150.jp/blog/blog.php?key=21811
やはり、連続30分間のお手伝いを指導すべきだ。 これは、 「 子どもが、みんなのために、毎日すること」 だ。
174. 教育課程を考える (連続30分のお手伝い) http://sns.yokohama150.jp/blog/blog.php?key=22392
そのチャンスは、次のような日課なら、3回ある。
(1) 9:00 の登校から、9:55 の朝の会までに、 (2) 11:30の給食準備から、13:15の授業3コマ目までに、 (3) 13:55の3コマ目終了から、14:20の帰りの会までに、
特に、 「 (2) 11:30の給食準備から、13:15の授業3コマ目までに、」 の時間を 使って、 給食の配膳をするのは、「運ぶ」 「お皿によそう」 「食べ物の入った皿を運ぶ」 など いくつもの作業プロセスがあるので、頭を使わせるのに、適している。
みんなの皿を洗うというのも、もし可能ならば、とてもいい。 (家庭でも、できる可能性があるからだ。)
毎日、学校で、調理を指導できれば、とてもいい。言うことはない。 (一人一人が、毎日、マイ炊飯器で、ご飯を炊くという実践は、すでにある)
9:00 登校: スクールバス到着 上履きに履き替える 教室へ行く (歩く) 教室でディパックかばんを、机の上に下ろす ディパックかばんから、連絡帳を出して、教卓に置きに行く ディパックかばんから、エプロン袋を出して、自分のフックに掛けに行く ディパックかばんから、着替えを出して、着替えカゴに入れる 着替える トイレに行く ( 手を洗う、拭く ) お手伝い ( 掃除など ) 肥満傾向の子どもの運動 9:55 朝の会 10:05 授業1コマ目 10:45 ( トイレに行く子もいる ) 水分補給 10:50 授業2コマ目 11:30 トイレに行く ( 手を洗う、拭く ) エプロンを着る お手ふきを濡らして、絞る ( 給食の配膳をする子もいる ) きれいな、ぬれ雑巾で、自分の机 (テーブル) を拭く 12:00 給食を食べる (ちょうだい、いらない、などのコミュニケーション) 食べ終わった食器を、所定の場所に片付ける エプロンを脱ぐ 12:45 歯みがき トイレに行く ( 手を洗う、拭く ) 13:00 余暇活動 13:15 授業3コマ目 13:55 トイレに行く ( 手を洗う、拭く ) 着替え お手伝い ( 掃除など ) 14:20 帰りの会 14:30 下校: スクールバスに乗る
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