保護者が、AD/HD の子どもをうまく育てるためには、 保護者が、 「 ペアレントトレーニング 」 ができる保護者になる必要がある。
だから、 Amazon.co.jp: 『 読んで学べるADHDのペアレントトレーニング 』 シンシア ウィッタム http://www.amazon.co.jp/dp/4750315524
が売れたし、今も売れている。
しかし、本を読んだだけで、「 ペアレントトレーニング 」 ができる人ばかりとは限らない。
そこで、 保護者のための 「 ペアレントトレーニング 」 学習会がある。
たとえば、仙台の 「 にゃっき~ず 」 だと、
平成21年度の最終回が、
AD/HDのペアレントトレーニング(第10回)
になっているように、 一年間で、全10回の 「 ペアレントトレーニング 」 の学習会としている。
9:45~10:45 の 1時間が、講座 11:00~11:30 の30分間が、駆け込み寺(Q&A) という設定だ。
「 ペアレントトレーニング 」 で、日本人が最も苦手としていて、できないことは、 「 ほめる 」 ことだ。
だから、 「 ほめる 」 ことの練習のために、多くの時間を使うことになる。
◆例1 AD/HDのAくんは、体育の準備をしようとしています。体育の帽子を机の上に忘れたままです。 運動靴を履きましたが、左右が逆になっています。
さあ、あなたは、叱ったり、怒ったりすることから、始めていませんか? ただでさえ、叱られたり、怒られたりすることが多い子ども達です。 「 どうぜ、俺なんか 」 「 どうせ、わたしなんか 」 と思う子ども達に育ててはいけません。
「 ほめて 」 しつけていくのです。 |