発達障害(LD、AD/HD、アスペルガー症候群、高機能自閉症)の お子さんの保護者が、 よく言うのは、 「学校の先生は、親の言うことを聞いてくれない」 実は、「親の言うことを聞かない」 だけではなくて、 「学校の先生は、人の言うことを聞かない」 「学校の先生は、同僚の言うことも聞かない」 人が少なくない 076. 教員と保護者の勉強 http://sns.yokohama150.jp/blog/blog.php?key=20126 参照 つまり、「学校の先生」 を変えるのは難しいということだ。 それでも、「保護者」 が 「学校」 を変えることは、 「学校」 が 「学校」 を自ら変えるよりは、簡単かもしれない。 その一つが、 わたしの養護学校(知的)での話。 小学部から中学部へあがることになった子どもの保護者が、 中学部の授業を見学して、 「日課(朝の会、体力づくり・・・給食・・・帰りの会)が、 文字だけでは、子どもがわかりません。」 「先生が書いた文字なら、まだ認識できるようになる可能性が ありますが、子どもが書いた文字は、絶対に認識できません。」 このことによって、 中学部全体が、日課を文字だけでなく、絵や写真でも示すようになった。 こういうことなら、すぐにできる。 「日課の絵や写真」を全クラスに配るだけだから。 「教員の力量をあげる」 というわけではないから。 |