■バックナンバー
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=27476
2010年05月16日(日) 

高校生の頃に、先生から

 

「 パーセントの市民権 」 ( 麦島 文夫 ) という雑誌の記事を

http://opac.ndl.go.jp/articleid/2005456/jpn

http://opac.ndl.go.jp/articleid/2009587/jpn

 

「 これ、面白いよ 」 と言われて、読んだ記憶がある。

 

ずっと、 「 7%の論理 」 と記憶していたのだが、全然、違っていた。

 

> 麦島文夫は,既存の価値規範とぶつかる問題において,

> 人々の受け止め方にはパーセントの壁があるとし,

> 特に8%が市民権を獲得する価だと指摘している (図8 参照)

http://www.y-adagio.com/public/committees/ssc/confs…pdf#page=7

 

 

どういうことかというと、

小学2年生ぐらいが、母親に

みんな◎◎を持っているから、わたしにも買って!」 と言う。

 

「 では、誰と誰が持っているの? 」 と母親が問いただす。

 

子 「 え~と、Aちゃんと、Bちゃんと、Cちゃん 」

母 「 3人だけじゃない。 」

 

40人学級で、3人 (8%) 持っていれば、

みんな持っている 」 と感じるということなのだ。

 

これは、赤信号で、横断歩道を渡る大人が、

みんな、やっているだろうが・・・ 」 と開き直るのも同じ原理である。

 

8%以上いると感じれば、みんななのだ。

 

駅の階段には、上りと下りとが、金属のバーで分けられているところが多いが、

朝の通勤・通学時間だと、上りの側に、下りの人が入ってくることがある。

 

これも、2,3人がそうすると、たちまち、それに追随する人が出てくる。

 

◆麦島 文夫氏は、ずっと、統計学かなんかの人だと思っていたが、これまた違った。

 

 著作一覧:麦島 文夫(ムギシマ フミオ) | 有斐閣

 http://www.yuhikaku.co.jp/writers/recent/002836

 

を見ると、心理学の人のようだ。

しかも、

『 非行少女の心理 』 有斐閣新書 1982年02月

など、非行や犯罪に関する心理学の人のようだ。

 

「 国立国会図書館 」 のウェッブサイトで

「 麦島文夫 」 を検索すると、たくさん、ひっかかってくるが、

http://opac.ndl.go.jp/Process?MODE_10090002=on&SEAR…6166088182


閲覧数2,479 カテゴリ日記 投稿日時2010/05/16 15:33
公開範囲外部公開
■プロフィール
Rimbaudさん
[一言]
「教育」と「障がい、学校、家庭」について、「原理・原則」が見つけら…
■この日はどんな日
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み