高校生の頃に、先生から
「 パーセントの市民権 」 ( 麦島 文夫 ) という雑誌の記事を http://opac.ndl.go.jp/articleid/2005456/jpn http://opac.ndl.go.jp/articleid/2009587/jpn
「 これ、面白いよ 」 と言われて、読んだ記憶がある。
ずっと、 「 7%の論理 」 と記憶していたのだが、全然、違っていた。
> 麦島文夫は,既存の価値規範とぶつかる問題において, > 人々の受け止め方にはパーセントの壁があるとし, > 特に8%が市民権を獲得する価だと指摘している (図8 参照) http://www.y-adagio.com/public/committees/ssc/confs…pdf#page=7
どういうことかというと、 小学2年生ぐらいが、母親に 「 みんな◎◎を持っているから、わたしにも買って!」 と言う。
「 では、誰と誰が持っているの? 」 と母親が問いただす。
子 「 え~と、Aちゃんと、Bちゃんと、Cちゃん 」 母 「 3人だけじゃない。 」
40人学級で、3人 (8%) 持っていれば、 「 みんな持っている 」 と感じるということなのだ。
これは、赤信号で、横断歩道を渡る大人が、 「 みんな、やっているだろうが・・・ 」 と開き直るのも同じ原理である。
8%以上いると感じれば、みんななのだ。
駅の階段には、上りと下りとが、金属のバーで分けられているところが多いが、 朝の通勤・通学時間だと、上りの側に、下りの人が入ってくることがある。
これも、2,3人がそうすると、たちまち、それに追随する人が出てくる。
◆麦島 文夫氏は、ずっと、統計学かなんかの人だと思っていたが、これまた違った。
著作一覧:麦島 文夫(ムギシマ フミオ) | 有斐閣 http://www.yuhikaku.co.jp/writers/recent/002836
を見ると、心理学の人のようだ。 しかも、 『 非行少女の心理 』 有斐閣新書 1982年02月 など、非行や犯罪に関する心理学の人のようだ。
「 国立国会図書館 」 のウェッブサイトで 「 麦島文夫 」 を検索すると、たくさん、ひっかかってくるが、 http://opac.ndl.go.jp/Process?MODE_10090002=on&SEAR…6166088182 |