国中の人々がみな、 「 肯定されたい症候群 」 である国として、 次のサイトが、いくつかの国を挙げている。
Akashic Record, the Weekly -- 週刊アカシックレコード http://www.akashic-record.com/
まず、個別の人で、 世間から肯定されている自分のまま、人生を 「 凍結 」 した人として、
沖 雅也、マイケル・ジャクソンの名前が挙げられていた。
沖 雅也については、実際に、次のような記事がある。
夢の岩 : 沖雅也 http://blog.livedoor.jp/yopparaishibuya/archives/ca…49491.html > 吉沢京子さんによるとドラマ共演時、沖さんは彼女にこう言ったらしい。 > 「 30歳を過ぎたらオレは死ぬ。老醜を晒してまで生きるつもりはない。 > 美しく若いうちに死にたい 」 (大意)
マイケル・ジャクソンについても、上記の 「 週刊アカシックレコード 」 の著者は、沖 雅也のように、美しいまま 人生を 「 凍結 」 したと書いている。
「 週刊アカシックレコード 」 の著者は、 渡辺淳一の 『 阿寒に果つ 』 という実際の事件をもとに書かれた小説について 次のように書いている。
自殺した症例~シリーズ 「 肯定されたい症候群 」 (2) http://www.akashic-record.com/y2010/junko.html > 昭和27年、北海道で天才画家と呼ばれていた女子高生が自殺した。 > 彼女は死の直前、恋人に会い 「 わたしが愛しているのはあなただけよ 」 > という思いを伝えていた。ところが、彼女の恋人は複数おり、 > 彼女は自殺直前、ほとんど同時に恋人全員に対して同じことをしていた。 > これは 「 肯定されたい症候群 」 の症例 ( 患者 ) が自殺に至った > 例と考えられる。彼らは 「 もはや自分をいままでどおり肯定してくれる > 世界はない 」 と悟ると自殺することがあるようだ。
「 週刊アカシックレコード 」 の著者は、これらの 「 肯定されたい症候群 」 を 外的客我 ( 推測による自己像 ) への偏りで説明している。
続・劣等感共同体~シリーズ 「 肯定されたい症候群 」 (7) http://www.akashic-record.com/y2011/nowin.html > 外的客我 ( 推測による自己像 ) は 「 他人は自分をこう思っているはずだ 」 > という思い込みであり、 > けっして 「 他人が自分をどう思っているかを客観的に調査した結果 」 ではない。
主我、客我、外的客我、内的客我 については、 以下を参考にしてほしい。
私 ( 自我 ) はどの様にして生み出されるのか http://www.ne.jp/asahi/welfare/sociology/report/jiga.htm > C.H.クーリーに依れば, > 何かをやってほめられ,何かをしでかして叱られ, > その様なことを繰り返しているうちに, > 子どもは自分の行為が他者にどう評価されるかを先取りして想像し, > それに基づいて自分をコントロール出来るようになる。
> 他者のように私自身を見るという事態は, > 自我を二重化したもの (私:私=見る私:見られる私 ) として > 捉えることを意味している。G.H.ミードはこの二重性を, > 行為する私 ( 主我 I ) と,それを見て判断・修正する私 ( 客我 me ) > という対概念によって定式化した。
劣等感共同体~シリーズ 「 肯定されたい症候群 」 (6) http://www.akashic-record.com/y2010/wmap.html > 「 外的客我 」 「 内的客我 」 は社会心理学者の故・南博 ( みなみ・ひろし ) > 一橋大学名誉教授が著書 『 日本的自我 』 ( 岩波新書1983年刊 p.2 ) > で初めて提唱したオリジナル ( ユニーク ) な概念で、 > 一般的な心理学用語ではありません。
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