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2010年05月16日(日) 

「 消去沸騰 」 について始めて読んだのは、次の本の中でのことだった。

 

2006年夏、東京の 「 ITPA講習会 」 で、上野一彦氏が、紹介していた

 『 軽度発達障害の教育 』

 http://www.nichibun.co.jp/book/NBbooks/ISBN4-8210-7…332-3.html

pp.118-123 ★肥後 祥治氏 ( 熊本大学助教授 ) の分担

「 9.行動のコントロールに困難のある子どもの指導

 ~ 行動分析の教室での適用に向けて ~ 」

 

消去は、実施が比較的容易な方法ですが、以下の2点に関して注意が必要です。

>  一つは、消去沸騰という現象があることです。

> これまで強化を受けていた行動は、

> 強化を受けられなくなると回数や強度が爆発的に増加をします。

> この現象のことを消去沸騰と呼ぶのです。

> この事態を予測していないと私たちは、消去をやめて再び強化刺激を出してしまいがちです。

> しかし、消去沸騰で、頻度、強度とも増えてきた行動は、行動低減に要する時間が長くなります。

消去を用いる場合は、消去沸騰を予測し、それに対する準備を行い、徹底した取り組みを

> 行わなければなりません。

>  消去の実施上のもう一つの注意点は

              (太字: Rimbaud)

 

 「 消去沸騰 」 はまだ、あまり知られていないのか

Googleで、 「 消去沸騰 」 を引いても、

http://www.google.com/search?num=50&hl=ja&lr=lang_j…q=&gs_rfai =

 

12件しかひっかかってこない。

 

しかし、この12件の中で、

 

熊本県の 「 子どもへの支援 」 という pdf ファイルは

なかなかよくまとまっていて、気にいった。

http://www.pref.kumamoto.jp/sec_img/syougaihofuku/I…df#page=74

 

 


閲覧数2,399 カテゴリ障がいと教育 投稿日時2010/05/16 08:20
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