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2011年08月12日(金) 

観点別評価の各観点

「 関心・意欲・態度 」 「 思考・判断 」 「 技能・表現 」 「 知識・理解 」 は、

 

教育目標分類学の各領域

「 認知的領域 」、 「 情意的領域 」、 「 精神運動的領域 」 と似ている。

 

影響を少なからず、受けているからだ。

 

  新時代における学習評価 (植野真臣)

  http://www.cret.or.jp/j/report/100618_Maomi_Ueno_report.pdf

  > 認知主義やブルーム ( 1973 ) による教育目標分類学の研究に触発されて,

  > 現場の中から教育目標の明確化

  > その目標に基づいた診断的評価が実施されるようになってきた。
  > このようにして診断的評価への機運が高まり,

  > 1980 年の文部省小中学校指導要録の改訂では

  「 観点別学習状況 」 という形で導入され,

 

  論文 観点別教育目標から考えるカリキュラム・ポリシーの構造
  
    ─ 理念・目標、ディプロマ・ポリシー、シラバスとの関連において ─
  
                                    沖   裕 貴

  http://www.ritsumei.ac.jp/acd/ac/itl/outline/kiyo/k…_4_oki.pdf

  > ( 梶田は ) Bloom が示した 「 認知的領域 」、「 情意的領域 」、「 精神運動的領域 」 の
  
> 3領域に含まれるそれぞれの教育目標に対して、

 

  > 目標として規定されている通りにできるようになったかどうかを測る 「 達成目標 」、

  > 目標として規定されている方向への向上が見られるかどうかを測る 「 向上目標 」、

  > そして目標として規定されている体験が生じたかどうかを測る 「 体験目標 」 の

  > 3つの類型を設定した。

 

  > 「 関心・意欲・態度 」 「 情意的領域 」 の 「 達成・向上目標 」 であり、

  「 思考・判断 」「 認知的領域 」 の 「 向上目標 」、

  「 技能・表現 」 は 「 精神運動的領域 」 の 「 達成目標 」、

  「 知識・理解 」「 認知的領域 」 の 「 達成目標 」 に相当する。

 

この 「 教育目標分類学 」 を使うことで、

詰め込み型学習や、算数の 「 問題解決型学習 」 の欠点が

浮き彫りにされる。

  

  教育目標のタキソノミー ( 分類学 ) Taxonomy of Educational Objectives

  http://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/pictures/image/des…y).gif.pdf

 

  

 

  > これを見ると、わが国の教育では一般的に、 「 示 」 ばかりで

  「 開 」 や 「 悟 」 が弱いことなどがわかってくる。

 

  > フィールドワークや参加型授業といったアクティブ・ラーニングは

  > 「 開 」 や 「 悟 」 を目指す授業実践であると考えられるが、

      < 中略: Rimbaud >

  > 認知的領域の 「 3.0 応用 」 「 4.0 分析 」 「 5.0 総合 」

  > に力点が置かれすぎて、認知的領域の下位次元である

  「 1.0 知識 」 「 2.0 理解 」 が軽視されている、といったようなことが見えてくる。

 


閲覧数2,788 カテゴリ障がいと教育 投稿日時2011/08/12 20:08
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