学校には、学校目標、学年目標、学級目標・・・・・など、 いろいろな目標がある。
目標は、どのような目標を立てたらいいか?
新人の営業マンに、 「●●を営業して、売ってくる。」 という目標を立てても、これは達成できない。
行動目標 http://jyouhoukan.net/column/200_koudoumukohyou.htm > 「 売って来いと言われてもどうやって売ってきて良いか分からない 」
そこで、次のような目標にする。
> 展示会の案内状を100社に持っていくとか、 > 名刺交換を100人の社長と行なってくるとか、 > 数字や技量をあまり必要としない行動を目標とします。
この 「 行動目標 」 は、「 一般目標 」 と対になるもので、 次のように説明されています。
【 用語解説 】 ~ 『 医学医療教育用語辞典 』 ( 2003年7月発行 ) http://www.niph.go.jp/soshiki/jinzai/kenshu-gl/pdf/…/yougo.pdf SBOs specific behavioral objectives
> 総論的・総括的に書かれている一般目標を、 > 具体的・各論的に、観察可能な行動として表わしたもの。
> 学習の成果としての一般目標に学習者が到達するには、 > 学習者が具体的にどのようなことをできるようになればよいかを示したもの。
> 学習者を主語にした表現をする。 > 認知領域、精神運動領域、情意領域の各領域が区別され、 > それぞれの領域が含まれるような目標設定が望ましいとされる。
> 行動目標の書き方の原則は、 > 1) 学習者を主語として書くこと、 > 2) 動詞を含む文章で書くこと、 > 3) 使用する動詞は、「 理解する 」 というような包括的、概念的な動詞ではなく、 > 観察可能な行動を具体的に表すような動詞であること、 > 4) 各行動目標は一般目標と関連していること、 > 5) 各行動目標には学習者の到達すべきレベルが示されていること、 > 6) 認知領域、精神運動領域、情意領域の各領域は、おのおの区別して記述すること。
> 医学生用の医療面接の例をとって、 > 一般目標と行動目標の例の一部を下記に示す。
> 一般目標: > 患者と望ましい患者-医師関係を醸成しつつ必要十分な情報を > 引き出すことができるようになるために、 > 医療面接に関する基本的な知識、技能、態度を身につける。 > 1) 医療面接の目的を説明できる。 > 2) 医療面接の4つの要素 ( 尋ねる、聴く、こたえる、観察する ) を列挙できる。 > 3) 傾聴的態度を示す。 > (以下略)
「 行動目標 」 は、 「 認知領域 」、「 精神運動領域 」、 「 情意領域 」 の各領域について、 立てると、書いてあることからわかるように、
「 教育目標分類学 」 で使われる言葉である。
「 行動目標 」 なら、 達成できたか? / 達成できなかったか? / どれくらい達成できたか? が、下にも出てくるように、「 測定可能 」 なのである。
030. 教育目標分類学 http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=17597 > 教育目標でもなんでも、目標を立てるときには、次のようなものを使います。
> ・ODSC
> ・RUMBA
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