まず、小学校の教員数を考えてみる。 12学級の小学校を考えてみる 例えば、 1年 2学級 クラス担任2人 2年 2学級 クラス担任2人 3年 2学級 クラス担任2人 4年 2学級 クラス担任2人 5年 2学級 クラス担任2人 6年 1学級 クラス担任1人 支援級 1学級 クラス担任1人  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 12学級 クラス担任12人 専科教員 1.52人  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 13.52人 公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律 http://www.houko.com/00/01/S33/116.HTM > 学校規模 乗ずる数 > 12学級から15学級までの学校 1.210 なので、12学級 × 1.210 = 14.52人 この14.52人には、教頭も含まれるので、 教頭1人 + 教員13.52人 ということになる。 12学級に、クラス担任が一人ずつで、12人 残った1.52人は、理科、音楽などの 専科教員であることが多い。 さて、 > 支援級 1学級 クラス担任1人 の児童数は、 公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律 http://www.houko.com/00/01/S33/116.HTM の「学級編成の標準」を見ると、 児童数は、8人が標準である。 クラス担任1人で、8人の児童を教える場合もあれば、 たまたま、在籍児童が1人しかいなくて、 クラス担任1人で、1人の児童をマンツーマンで教える場合もある。 クラス担任1人で、8人の児童を教えることは、難しいことが多く、 介助員や指導員を配置したり、 > 専科教員 1.52人 を特別支援級に配置したりしているのだと思う。 近くの小学校の特別支援級の先生に聞くと、 国語や算数の授業は、 先生1人で、児童3人を同時に教えていることが多い。 しかも、児童3人の国語、算数の学習内容はそれぞれ違っているのだそうだ。 簡単に言うと、児童3人に、それぞれ違う教科書を使って、 先生1人で、同時に児童3人を教えるようなものだ。 しかも、なかには、じっと座っていられなくて、席を立って 走り出す児童も当然ながらいることが想像される。 |