■バックナンバー
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=25997
2010年04月03日(土) 

現在、民主党政府は、

 

「 障害者権利条約 」 の締結に必要な国内法の整備などの目的で
以下のものを設置している。

 

 (日本は署名はしたが、「 障害者権利条約 」の締結は
  まだ、していない。 )


 障がい者制度改革推進本部
 http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/kaikaku.html

 

「 障がい者制度改革推進会議 」 は、活発な会議を行っている。

 

  この会議の 「 メンバーの6割が障害者や家族という合議体 ( 東俊裕 ) 」

  http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/pdf/meibo.pdf

 

  「 障がい者制度改革推進会議 」

 

   担当室長 東俊裕
           http://www.arsvi.com/w/ht02.htm

 

   内閣府特命担当大臣 福島みずほ
       http://www.mizuhoto.org/

 

◆H22.03.19 の第5回会議で、 「 教育 」 について話し合われている。

 http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_5/

 

【大谷 恭子 委員】 (弁護士)

    http://www2.okinawa-u.ac.jp/okidai/profile/k-ohtani.html

 > 特別支援学校の教育の目的を、 「 普通学校の普通教育に準ずる 」 とすることは、

                                  (学校教育法 第71条)
 > 特別支援学校での教育は普通学校での教育よりも一段低い教育であることを
 > 法文言上認めるものであり、

 

 > 法令用語上では 「 準ずる 」 とは 「 模範としてならう意 」 であり

 >  「 同等 」 という意味ではない (藤木英雄他編著 『 法律学小辞典 』 有斐閣,1972)。

 

 ◆学校現場では、この 「 準ずる 」 は 「 同等 」 なのだと、

  ずっと、聞かされてきたのだが・・・・・。

 

   と思ったら、次のような意見も多かった。 

 

【門川 紳一郎 委員】(福)全国盲ろう者協会評議員

    http://www.deafblind-smile.org/greeting.html
 > この問題は 「 準じる 」 をどういう意味で把握するかによって見解が左右され
 > るだろう。たとえば、広辞苑では、「 準ずる 」 には、以下の二つの意味がある。
 > (1)ある基準を標準として考える。のっとる。
 > (2)ならう。なぞらえる。同等の扱いをする

 

 > 一方、学校教育法第72条の 「 準ずる 」 とは、広辞苑の二つの意味のうちの

 > (2)、すなわち、 「 同等の扱いをする 」 と解するべきである。

 > そのように解した場合、特に大きな問題はないと考えられる。

 

 > ただ、「準ずる」の語感が一般的に 「 第2の 」 というニュアンスを含むものとして

 > 理解される可能性を考慮するならば、

 > より明確な表現への変更も検討されてよい。 

 

 

【大谷 恭子 委員】 (弁護士)

 > 学校教育法は、特別支援学校の教育を

    (中略: Rimbaud)

 > 「障害による学習上又は生活上の困難を克服し、自立を図るために必要な

 > 知識技能を授けることを目的とする」 (学校教育法 第71条)

 > としている。
 > 憲法の保障している普通教育は職業教育や技能教育ではない。

 

  「 普通教育 」 が、社会に出た時に、必ずしも役に立たないこともある。

 

  「 障がい者制度改革推進会議 」 のメンバーは、

  みなさん、インテリであり、仕事を持っている。

 

  日本には、インテリであっても、仕事につけない人もいる。

 

   アスペルガー症候群、高機能自閉症の人の中には、

   「 普通教育 」 を、小学校、中学校と受け、

   さらに、高校、大学も卒業しながら、

   家庭で 「 引きこもり 」 になっている人が少なくない。

 

  これは、「 普通教育 」 が子どもにつけた 「 学力 」 だけでは、

  アスペルガー症候群、高機能自閉症の人達は、

  社会ではやっていけないことを示しているのではないか?

 

  つまり、 「 学力 」 だけでなく、 「 スキル 」 が必要なのだと。

 

  「 スキル 」 については、以下の記事に書いた。

 

    144. 「学力」 と 「ライフスキル」 が社会で生きていく力

    http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=21820

 


閲覧数2,230 カテゴリ障がいと教育 投稿日時2010/04/03 13:38
公開範囲外部公開
■プロフィール
Rimbaudさん
[一言]
「教育」と「障がい、学校、家庭」について、「原理・原則」が見つけら…
■この日はどんな日
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み