平成16年(2004年、つまり今から5年前)の 神奈川県の記録に次のようなものがある。 第1回新たな養護学校再編整備検討協議会記録 http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/ed_sien/aratana…iroku1.htm (http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/ed_sien/aratana…ratana.htm ) 読んでみると、5年前から、養護学校(知的)の教育は、 何も変わっていないように思えてしまう。 >(土師委員) > 知的障害養護学校卒業生の就職率は、 > 神奈川県が14.9%であるが、東京都は30%台をキープしている。 > この差の原因は、何なのか?重度化と言われているが・・・・。 > また、離職の原因も、いまの経済状況での企業の都合による離職は少なく、 > ほとんどは本人の都合によるものである。 > 企業が障害者雇用を進めていこうという今の流れの中で、また、県の財政状況の中で、 > 85%が福祉的就労という流れでよいのか。 ◆要するに、新しく養護学校を作って、子どもの受け入れ先を作るだけでは、ダメで 教える教員の資質が向上しなければ、何も変わるはずがないのだ。 >(鈴木委員) > 生徒数が増えているのは、どの障害、学部、学年なのか? >(事務局:課長代理) > 知的障害教育部門が急増しており、肢体不自由児も微増傾向にあります。 >(山本会長) > 全国的には高等部が増加している。高等部への進学率が高まり、中卒者がいなくなっている。 >(鈴木委員) > 少子化により、児童生徒数は減っているのになぜ養護学校は増えているのか? >(事務局:課長) > 特殊学級も平成5年度から増え続け、養護学校を上回っている。 |