PT というと、理学療法 (Physical Therapy) を連想する人が多い。
最近は、PT というと ペアレント・トレーニング (Parent Training) を さすようになってきた。
「ペアレント・トレーニング」 を日本で有名にしたのは、
『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング ~ むずかしい子にやさしい子育て ~』 シンシア・ウィッタム著、上林靖子 他訳、明石書店 (2002/3/22)
だ。
つまり、子どもの行動を3つに分ける。
1. 増やしたい行動 2. 減らしたい行動 (けんか など・・・) 3. 絶対止めなければいけない行動 (誰かが怪我をするなど・・・)
そして、
「1. 増やしたい行動」 は、ほめて、強化し、 「2. 減らしたい行動 」 は、相手をしないことで弱化する。
「ペアレント・トレーニング」 は、 「応用行動分析」 の原理に基づいているのが分かるはずだ。
家庭で、母親や父親がするペアレント・トレーニングは、個別指導だ。
そのままでは、教室には持ち込めない。 なぜならば、教室は、集団指導だからだ。
そこで、「ペアレント・トレーニング」 を 集団指導用にアレンジする必要がある。
幸い、教室の集団指導用にアレンジされた 「ペアレント・トレーニング」 は すでに、雑誌に載っている。
(1) 小学館の 『小三教育技術』 2009年6月号 http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/sol…p;keitai=0
の pp.19-24 「ケース別 気になる子の対応事例」 横山浩之Dr.
(2) 小学館の 『小二教育技術』 2009年10月号 http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/sol…p;keitai=0 (PT理論=ペアレント・トレーニング理論) の pp.13-27 「特別支援児童は 『PT理論』 で伸びる!」
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