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2009年09月21日(月) 

PT というと、理学療法 (Physical Therapy) を連想する人が多い。

 

最近は、PT というと ペアレント・トレーニング (Parent Training) を

さすようになってきた。

 

「ペアレント・トレーニング」 を日本で有名にしたのは、

 

読んで学べるADHDのペアレントトレーニング

 ~ むずかしい子にやさしい子育て

シンシア・ウィッタム著、上林靖子 他訳、明石書店 (2002/3/22)
http://www.akashi.co.jp/Asp/details.asp?isbnFLD=4-7…503-1552-4

 

だ。

 

つまり、子どもの行動を3つに分ける。

 

 1. 増やしたい行動

 2. 減らしたい行動 (けんか など・・・)

 3. 絶対止めなければいけない行動 (誰かが怪我をするなど・・・)

 

そして、

 

 「1. 増やしたい行動」 は、ほめて、強化し、

 「2. 減らしたい行動 」 は、相手をしないことで弱化する。

 

「ペアレント・トレーニング」 は、 

「応用行動分析」 の原理に基づいているのが分かるはずだ。

 

家庭で、母親や父親がするペアレント・トレーニングは、個別指導だ。

 

そのままでは、教室には持ち込めない。

なぜならば、教室は、集団指導だからだ。

 

そこで、「ペアレント・トレーニング」 を 集団指導用にアレンジする必要がある。

 

幸い、教室の集団指導用にアレンジされた 「ペアレント・トレーニング」 は

すでに、雑誌に載っている。

 

(1) 小学館の 『小三教育技術』 2009年6月号

 http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/sol…p;keitai=0

 

 の pp.19-24 「ケース別 気になる子の対応事例」 横山浩之Dr.

 

(2) 小学館の 『小二教育技術』 2009年10月号

 http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/sol…p;keitai=0

                   (PT理論=ペアレント・トレーニング理論) 

 の pp.13-27 「特別支援児童は 『PT理論』 で伸びる!」 

 

 

 

 

 

 


閲覧数16,570 カテゴリ障がいと教育 コメント2 投稿日時2009/09/21 18:13
公開範囲外部公開
コメント(2)
時系列表示返信表示日付順
  • 2010/01/08 11:34
    Pockyさん
    保育所に勤務するものです。
    ペアレントトレーニングは、親だけではなく、保育などの集団にも応用できるのではと考えておりました。
    Rimbaudさんのブログに出会い、早速、上記雑誌を注文しました。
    今後も様々な情報期待しています。
    次項有
  • 2010/01/09 08:14
    鉛筆Rimbaudさん
    Pockyさん、コメントありがとうございました。

    > ペアレントトレーニングは、親だけではなく、
    > 保育などの集団にも応用できるのでは
    > と考えておりました。

    はい、ありがとうございます。その通りだと思います。

    実際に、上記の雑誌で、「教室の集団指導での」「ペアレント トレーニング」
    を担当している横山浩之ドクターは、

    保育園で、保育士さん達を相手に、
    軽度発達障害の子どもについての研修をし、

    何回か、その保育園に保育士さん達に
    「集団指導場面での」「ペアレント トレーニング」を教えにいきました。

    ◆集団の中で、子どもを誰か、ほめると、
     周りの子どもの中で、そのほめられた子どもを
     真似して、ほめてもらおうとする子どもが
     複数出てくるはずだ。

     最初の子どもをほめながらも、
     周りの子どものことが見えていなければいけない。

     そして、すぐに、他の子どもをほめに行かれるように、
     テーブル机の配置(保育士の動線)をしておく。

     また、子どもと目を合わせて(アイコンタクト)、
     子どもに、(うん、そうだね。いいね。いいね。)
     などというメッセージを、
     子どもとの距離が離れていても、伝えられるようになること。

     ということをよく言われています。
    次項有
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